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チームのことだけ、考えた。

サイボウズというソフトウェアの企業の社長が書いた本で、著者の青野さんという人は、社長なのに、育児休暇を3回も取ったことがある、といういろんな意味でスゴイ方なので、よくメディアでも見かけるのですが、私はこの本を読むまでサイボウズという企業のことをあまりよく知りませんでした。

サイボウズの企業理念は「グループウェアソフトで、チームワーク溢れる社会をつくる」だそうです。
グループウェアとは、SNSのような広く大勢が使うものではなくて、閉じられた組織で使うコミュニケーションソフトみたいなものだそうで、サイボウズが開発したグループウェアのソフトを使って、世界中の組織のチームワークを高めることを目指しているのだそう。

本書で青野さんも書いているように、私たちは子供の頃から個人戦に慣れすぎて、チームワークを学ぶ経験は皆無だし、誰からも「それぞれの強みを生かして、力を合わせて、この目標を達成してください」なんて、教えてもらうこともなく、ただただ机に向かってそれぞれが勉強して、成績を競い合ったりして、大人になるひとが大半だと思います。
でも、大人になって感じるのは、ひとつの目標に向かって、自分の強みを生かし、力を合わせて、目標に向かうことの楽しさやワクワク感。それは、ものすごく大きな生き甲斐ややり甲斐につながるし、むしろ、お金を稼ぐことや、評価されることなんかよりも、そういうことのほうが、よりひとの本能的な幸せに近いのではないか。ひとつのテーマで、ワイワイブレストするのとか、いつもすごく楽しく感じるしなと、自分の経験からも強く感じます。

小学校や中学校にチームワークが溢れていたら、多くの会社にチームワークが溢れていたら、みんな、学校や会社にいくのが憂鬱になんてならないはず。
サイボウズの素晴らしい理念が、本当に日本中、世界中に広がるといいなって思いました。