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ニュースの裏を読む技術

ニュースや新聞で報じられていることが、実際のところ真実なのかどうか、様々なデータを使って論じていく本。
こういうジャンルの本、大好きです。

著者は「草食男子」の名付け親として有名な深澤真紀さん。
深澤さんは、ポジティブなニュアンスで名づけたはずの「草食男子」という言葉が、気がつけばバブル世代や団塊の世代の人たちが若者を批判するために使うようになってしまって非常に残念だった、という出来事があり、元来の疑り深い性格もプラスされてこういった本を書くに至ったようなのですが、いくつか非常に賛同する記述があったので、引用します。


「『意見を言う』ことは、それぞれが"偏見"を持ち寄ることだと思うのです。その"偏見"をどうとらえるか、自分はどういう"偏見"を持つのか。人々が様々な"偏見"を持ち合いながら、それを尊重していきたいと思うのです。」

自分の考えも、周りの人の考えも、すべて「偏見」で、どれが正しいというわけではなく、どれも偏っているからこそ、考えを述べ合う意味がある、っていう発想、素敵!


「本書のような『ニュースに騙されるな』という書籍は、数多く出ています。しかし、そういう本がベストセラーになることはあまりありません。結局、「日本はもう終わりだ」という脅迫的なテーマの方が話題にもなりやすいのです。出版も商売ですからわかりますが、しかし、もうそろそろ書き手も送り手も受け手も、そこから抜け出したほうがいいと思うのです。」

 

激しく賛同!!
健康カテゴリーチームで商品企画してたとき、健康になるには結局、「よく寝て、適度に運動して、バランスのいい食事とって、ストレスためないことしかなくて、〇〇つけるだけで痩せる、みたいな一発逆転はない!」って散々ミーティングして結論づけたものの、それじゃあ何にも目新しくないし、商品も売れないよなあ、ショボンってなったのを思い出しました。