9割の人が間違っている化粧品「効きめ」の真実

ドラッグストアでよさそうな化粧品を気まぐれに買っては途中で飽きて、最後まで使わずに放置。

はたまたシンプルケアブームが突如やってきて無印良品の化粧品を買ってみたものの、イマイチいいとも思えずにやっぱり途中で飽きてしまったり。

18歳頃から化粧品を使い始めてからずっと、自分の中で化粧品を選ぶ際の判断基準もなく、のらりくらりやってきたのですが、そんな自分に嫌気がさして、そろそろブレずに化粧品をきちんと選べるようになりたい!と思っていたときに出会った本です。

 

著者は30年近く美容情報の最前線を走ってきた美容ジャーナリストの近藤須雅子さん。

テレビCMでもなく、雑誌でもなく、純粋な情報としてはまさにぴったり!と思って読み始めたら、面白くて一気読みしました。

これは、と思ったところを少し抜粋してご紹介します。

■化粧品を最小限選ぶなら何がいい?

という問いに対しては、「①汚れを落とす洗顔料、②肌の潤いを補い守る保湿剤、③紫外線から肌を守る日焼け止め」の3つだそう。

■コットンは使うべき?手でいい?

水のようなさらさらの化粧水は、やっぱりコットンを使ったほうが無駄がない。化粧品をなじませる効果と古い角質を拭き取る効果の両方が得られるのも、コットン使いのメリットです。

■ライン使いはしたほうがいい?

たいていの場合、化粧水や乳液、美容液と複数のアイテムを使うのだから、組み合わせたときの効果や安全性まで確認されているライン使いが無難。肌トラブルを特定しやすいというメリットも。

 

私はこれまで、百貨店の化粧品カウンターで、ライン使いを進められたとき、「売上ノルマを達成しようとして、いろいろはものを売ろうとしてくる…」とマイナスにとらえていたけれど、そうではないことがわかって、美容部員の方のオススメも素直に聴けるようになった気がします。(それから、昔使っていてよかった記憶のある「クリニーク」に戻り、しばらく続けて使っています。ちゃんと「ライン使い」で)

しばらく浮気せずに、同じものをコツコツと使ってみたいと今のところ、思っています。