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あん

 「あん」とはどら焼きのあんこのことを言うようです。

惰性でどら焼き屋さんをしている主人公のところに、不思議なおばあさんがやってきて、アルバイトをさせてくださいというので、一緒に働くことになったら、おばあさんの作るあんこがめちゃくちゃおいしくて、お店も繁盛するようになったけど、おばあさんの持つ病気のことがきっかけで、だんだんとお客が減っていき…というようなあらすじ。

 

この物語に出てくるおばあさんは「ハンセン氏病」という病を抱えていて、隔離施設の中で暮らしています。病気で手や顔の形がおかしくても、頑張っていきていれば、木々や月の声が聞こえてくるようになって、それからは生きる意味がわかるようになったというお話でしたが、私も白血病という病を抱えていきているので、いわたさんが私にこの本を薦めたのはなんとなくわかったような気がしました。

 

命に係わる病気や、治療法のない病気を抱えている人は、読んでみてもいいかもしれません。