あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?---社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」である

全国どこでも誰でも等しい料金で医療が受けられる国民皆保険制度は素晴らしい反面、どんなにレベルの高い医療を受けても、手抜きの医療を提供されても、同じ料金というマイナス面もあります。
父や母が昨年、病院にお世話になって、自分も子供が生まれて病院と関わることが増えてから、いい病院と付き合えるということがすごく大事だな。と思うようになった。
医療業界で働いている友達によれば、医療のレベルは、大阪はあんまり高くなくて、兵庫県のほうが高いとか。どんな病気にかかるかにもよるかもしれないから、一概には言えないだろうけど、その情報だけで、すぐにでは無理でも兵庫県に移り住みたくなるくらい、大事なんちゃうかって、この頃思います。この本の著者が展開してる病院は東京八王子を拠点にして、リハビリ病院や、リハビリのための農園を作ったり、ワンコインドックをしたり、日本の医療を変えるためのドミノの一枚になるためにいろんな施策をしているようなんだけど、八王子にも住みたくなりました笑
国民皆保険制度の廃止を著者は訴えているけど、なかなかハードルが高いだろうなあ。この本を読めばそのメリットが理解できるけど、多くの人たちはこの本を読まないまま、現状を変えることへの不安に押しつぶされて、ただただ反対するのが目に見える。
大阪都構想のときと同じだな。

この本はタイトルもいい。医療の分野だけでなく、どこで働く人にとってもとても大切なことだと、思う。