こじらせない離婚―――「この結婚もうムリ」と思ったら読む本
結婚している人なら、一度は「離婚」の二文字が頭をよぎることがあると思います。
私も産後、夫とよく喧嘩したり、
私に偏りがちな育児の負担でイライラして、情緒不安定になることがよくありました。
そういうときに、私には頼れる実家がなかったので
離婚したら、一人でたくましく生きていかなきゃいけないと思うと
離婚なんてしないほうがいいよな、とよく自分の突っ走りがちな性格をストップさせていました。
書店でたまたま手に取ったこの本は、著者が多くの離婚相談にのってきた経験から出る、優しさの感じられる文章に惹かれて、立ち読みでは我慢できずに購入しました。
この本を読んで気が付いたのは、「子どもがいたら、離婚しても、子どもの父親とは一生、協力しあって生きていかなければいけない」ということでした。離婚してもしなくても、育児に置いて二人が協力しなければならないのは、変わらないことなんだな、というのがよく理解できました。
それからは、夫をなるべく嫌いにならないように、自分の感情に意識を置くように、私も変わったのでした。
子どもがもう4歳を過ぎると、随分産後の情緒不安定な感じもなくなり、また、何ども夫と衝突するたびに、お互い少しずつ成長したようで、小さくはありますが、一歩一歩、結婚生活を積み重ねていけているように、今では感じることができるようになりました。
夫婦関係でモヤモヤしている方、ぜひ読んでみてください。