会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。

大ファンの青野さんの著書ということで、ずっと気になってた本。

なかなかの挑戦的なタイトル。
内容もかなりシビアなことが書かれており、
色々と考えさせらてしまった。

1番感銘を受けたのは
会社なんてものは長く続く必要はなくて、創業者が考えた理念のもとに仲間が集まって、その理念が達成されたら、解散すればよいという話。

大事なのは理念を成し遂げることなのに
会社を続けることが目的になるから、
みんな我慢しなくてはならなくなるという。

なので、これからは
理念のもとに気軽に集まって、
気軽に解散する会社が増えていくだろう、というお話でした。

確かにそういう未来のほうが、肩の力が抜けて楽しそうだし、何より何のために働いてるのか?みたいな疑問を抱かずに済めばストレスもたまらないだろうな。

 

自分の心に照らして考えてみると

私が抱えているストレスの大半は、やっぱり「会社というモンスター」のせいだと言えそう。

21世紀の終わりには、そのモンスターの威力が弱まっていくだろうけど

なかなか時間もかかりそうだなあ。

モンスターに頼らず、自分の足で生きていけるように、なりたいものです。

いつも青野さんの考え方には共感してしまうけれど、今回もあっぱれでした。