鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

この本に書いてあることがあまりに自分に当てはまり過ぎて、アンダーライン引きたくてしょうがなくて、図書館で借りたけど結局アマゾンで購入。

この本は「とても敏感な人」(HSP:highly sensitive person)に向けて書かれた本です。

HSPという概念はこの本を読むまで知らなかったのですが、5人にひとりはいるとか。

巻頭に自己診断テストがあるので、自分が該当するかどうかはすぐに知ることができます。

 

知らない人と会うと刺激が強すぎて疲れるとか、
大勢の人と長時間過ごすのが苦手とか、
自己肯定感が低く、努力しないと人に受け入れられないと考えている、とか、


まあ、色々あったけど、ほとんど私だと感じた。

この本の素晴らしいところは
巻末にHSPのためのアイデアリスト、と題して、HSPの人たちに喜びや心身の健康をもたらすものが一覧になっているところ。
たしかにどれも大好きなことばかりで(「本を読む」「ラジオを聴く」「コンサートに行く」「講演に行く」「知恵を与えてくれる言葉を読み、そのことについて哲学的に考える」「熱いお風呂に入る」「日記を書く」などなど)
このリストを参考に死ぬまで生きていきたいと思ったくらい。

「なんで私はこんなに物事を深く複雑に考えてしまうんだろう?」とか、考えてしまう人に是非オススメの本でした。