科学的に元気になる方法集めました
「科学的根拠」のある説だけが載った、元気になる方法を紹介した本だそう。
元気になるためにやるべきことを、世界中の論文を背景に根拠を示しつつ、優しく解説してくれます。
気になったものをいくつか抜粋。
"背筋をピン!と伸ばして堂々と歩くと気持ちが積極的になり、さらにストレスホルモンが減少する───ハーバード大学カディらの研究"
社会的な 「意義 」よりも個人の 「好き 」のほうが動機付けとしては強力 ─ ─ ─エ ール大学レゼスニエウスキ ーらの研究
やけ酒をすると 、イヤな記憶 、イヤな気持ちがより強く定着してしまう ─ ─ ─東京大学大学院野村と松木の研究
心のざわつきやモヤモヤは 、 「不安の原因 」を特定し「やるべきこと」を明確にすることでおさまるーーーヒューストン大学ラッドらの研究
指圧マッサージで、ドーパミンとセロトニンが分泌されるーーーマイアミ大学フィールドらの研究
などなど
科学的に「お墨付き」だから
どれも今日から始めて習慣にしたいことばかり。
そして、マッサージに通ってしまうのも、納得だなあ、、。
デスクワークが主で、頭デッカチになりがちな私たちに必読の本だと思いました。
女は覚悟を決めなさい
脳科学の専門家の著者が指南する「脳科学が導く女性の生き方」の本。
女性の人生って、仕事に生きるのか、子育てに生きるのか、そのほか色々「覚悟」決めないと、あっという間に何にもできないまま人生が終わるよなーと思っていたところに、この本のタイトルに「ぴっ!」と来たのでした。
「へえ」となった箇所は
女性脳は、右脳と左脳の連係がとてもいい。一方、男性脳は、右脳と左脳の連係が緩慢である。右左脳の連係が緩慢だと、奥行き認識(ものの距離感の把握)が得意になるという話。
うちの夫婦の場合、わたしが奥行き認識得意だけど、夫はまるでダメ。逆やん!
わたしの脳がそもそも、女性らしさが低いのかも、と思うとそれは思い当たる節がたくさんある。納得!
あと、女性脳には、座禅や禅問答は効かない、無我の境地を作ろうと思ったら、写経のように手ですることことがあるほうが望ましいと。
これも納得! 料理したりピアノ弾いてると、頭がスッキリする実感ある。
子育てについても気になる記述が。
「女子は自我が日々増大し、思春期には大ごとになる。そんな女子に重要なのは、世の中、そんなにあなたのこと見ちゃいない、と知らせてあげること」だそう。逆にダメなのが世間の目を気にしすぎる母親。失敗してもめげない姿を見せてあげるのが親の務めだとか。うーん、これ、うちの母に関していえば、周りの目気にし過ぎのダメダメなパターン。
自分も似たところがあるので、気をつけたいなあと思った次第です。
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
元リクルート、義務教育初の民間校長として和田中の校長を勤めたことでも有名な藤原和博さんの本。
「100人に1人」になれる7つの条件をクリアすれば、無理しなくても、誰でも食べていける! と提案。
まずは全ての人に共通する3条件をクリアして「8分の1」の人になれとのこと。
その3条件とは
「パチンコしない」
「ケータイゲームしない」
「月一冊以上、本を読む」
の3つ。
そのあとの4条件は、自分の価値観によって変わる。
藤原さんはその価値観を4つに分けます。
①「力」を求める社長タイプ
②「技」を求める自営業タイプ
③「つながり」を求める公務員タイプ
④「好き」を求める研究者タイプ
各タイプをざっと読んで「この条件は無理だなー」「この条件をクリアすることに興味がないな」というものを除いていくと、わたしなら④のタイプが近そう。
「好き」というのは「ほっといてもやっちゃうこと」だそうなので、わたしなら「読書」か「勉強」か「インテリア関係のこと考える」とか、その辺かしら。
あと、〇〇セラピストとして、好きな分野のことと掛け合わせることで、新しい職業が生まれる話。これも面白い発想。
娘はどうなるのかな、とかも考えつつ、
いつも未来を見据えてかける言葉を選びたいものだと改めて思った次第でした。
魔法のコンパス 道なき道の歩き方
久しぶりに面白い本に出会いました。
書いてあることすべてに賛同。
著者は、漫才コンビ「キングコング」の西野亮廣さん。
西野さんの存在は、勿論まえから知っていたけど、この本を読むまで「よく炎上してるな」「M-1グランプリ出てたな」「相方はえみちゃんねるで見るけど、西野さんはあんまりテレビでは見なくなったな」というくらいの認識でした。
ところが、この本を読んでその認識は大きく塗り替わって、むしろファンになった。
この人はみんなの何歩も先を歩いてるから、多くの人は彼を理解できなくて叩くんだな、と。
あっという間に読めるので、ファンの方もアンチの方も、読んでみるのをオススメします。
私が「ほ〜〜!」となったところを抜粋。
「本は立ち読みじゃなくて、気になったら買う。立ち読みばかりして、買わないでいると、自分が興味のある情報しか入ってこなくなるので、頭がカチコチになっちゃう」
「SNSは拡散装置ではなく、個人と個人を繋げるツールであり、一万人に網をかけるよりも、一対一を一万回したほうが効率がいい」
「人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって『確認作業』で、つまりネタバレしているモノにしか反応してない」
「学校の先生は『お金』の話をしてくれない。してくれないわけじゃなくて『できない』と表現したほうがいいかもしれない。こんなこと書いちゃうとバチクソに怒られるけど、“ほとんどの先生”には社会経験がない」
「『イジメやめようぜ』ではイジメは無くならないわけだ。娯楽なんだもん」
などなど。
ほかにも金言がたくさん載ってる本。
西野さんはみんなの何歩も先を歩いて、実践している人だから
子供を持つ人は
そんな西野さんが何を考えているのか
知っておくといいんじゃないかと思いました。
うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
著者自身が「うつ病」というトンネルから「抜け」た経験をもとに、同じようにうつ病から回復した人たちの例がたくさん紹介されたコミック本。
うつ病のきっかけ(トリガー)となるものは、気温差や気圧の差といった些細なものもあること、真面目すぎる性格や被害妄想的な考え方など、よく耳にするが、ホントわたしの母には当てはまりすぎるほど当てはまってるなあと思いながら読みました(わたしの母はうつ病)
この本の中にも、「葬式と結婚式は休みなさい」と医者に言われて、「そんな発想、あるの!?」って気が楽になった、というエピソードがありましたが、
真面目すぎたり、悲観的な母に「あれもこれももうやらなくていいよ」「うまくいくから大丈夫だよ」と言っても、なかなか頑固だから(頑固な故、うつ病になるんだろう)聞く耳持ってくれなかったりする。
医者に言われたら、素直に耳を傾けるのだろうか。私のプレゼン力不足なのだろうか。ずっとわからないでいる。
ただ、この本の中に、年と共にうつ病は解消すると書いてはいたが「老人性うつ」っていうのもあるって聞くし、なかなかこの「うつ」というやつと縁を切るのは難しそうなのでした。