2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

楽園のカンヴァス

読み始めると面白さに引き込まれて、あっという間の読了。夢中になっているうちに、イライラがどこかに消えていくような、美しい世界観をもった本。 いわた書店の1万円選書でセレクトしてもらった本の1冊目。 著者は原田マハさんという方。 美術館の立ち上…

似合う服がみつかる「おしゃれ断食」

「おしゃれ断食」とは、「迷ったら買わない」の精神で、できるだけ買い物を控えること。「おしゃれ断食」を実践すると、買い物に関する感覚が敏感になり、本当に欲しいもの、似合う服がみつかるのだとか。 時短勤務で給料が減り、保育料が家計を圧迫している…

9割の人が間違っている化粧品「効きめ」の真実

ドラッグストアでよさそうな化粧品を気まぐれに買っては途中で飽きて、最後まで使わずに放置。 はたまたシンプルケアブームが突如やってきて無印良品の化粧品を買ってみたものの、イマイチいいとも思えずにやっぱり途中で飽きてしまったり。 18歳頃から化粧…

自分のアタマで考えよう

人気ブログ「Chikirinの日記」の筆者によるこの本。 「自分の頭で考える」とは具体的にどういうことなのか、いろんな身近な例を用いて解説してくれる本。 一部を紹介しますと、 ■「縦」と「横」に比べてみよう 縦というのは「時系列」のこと。横というのは、…

子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

アドラー心理学で有名な岸見先生の著作。 特に子育てに関することが深堀されています。 さて、いきなりですが ここでクイズです。 質問① 子どもが電車でおとなしく過ごせたときにかける声として正しいのは? 1 「えらいね、おとなしくして。」2 「静かにして…

1万円選書に当たった! 2

選書カルテをいわた書店さまにお送りして、待つこと1週間程度。 以下の選書リストと共に、いわた書店の店主から メールが届きました。 「楽園のカンヴァス」 「始祖鳥記」 「阪急電車」 「万寿子さんの庭」 「トリツカレ男」 「きみはいい子」 「あん」 「…

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

あらゆる人が抱えるあらゆる悩みに対する答えが書いてある本です! 私も読んで価値観が変わった部分がたくさんありましたが、その中でも「どひゃー!」って思った箇所を抜粋すると、 ■相手が自分のことをどう思うか、嫌いなるかというようなことは、自分では…

働く君に伝えたい「お金」の教養: 人生を変える5つの特別講義

20代向けの「お金の教養」の本。著者はライフネット生命会長の出口治明さん。日本生命を定年間際で退職してから、ライフネット生命を立ち上げた、スゴイ人です。 この本は、私がこれまで読んだお金に関する本とは一線を画す ものでした。 もっとも感銘を受け…

チームのことだけ、考えた。

サイボウズというソフトウェアの企業の社長が書いた本で、著者の青野さんという人は、社長なのに、育児休暇を3回も取ったことがある、といういろんな意味でスゴイ方なので、よくメディアでも見かけるのですが、私はこの本を読むまでサイボウズという企業のこ…

まっ直ぐに本を売る―ラディカルな出版「直取引」の方法

25歳頃からぼんやりと「書店を開きたいな」と思い始めた私。ところが当時、書店にまつわる話といえば、景気の悪いものばかり。そりゃそうだ、仕入れ値も販売価格も固定されてて自由に値段がつけられない商品を扱ってて、その仕入れ値も定価の7割から8割とと…