ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術

人気精神科医・ゆうきゆう先生が教えてくれる、やられっぱなしにならず、ストレスがたまらなくなる「コミュニケーション能力」の高め方の本。

 

さて、ここでクイズ。

「きみってよく、カメみたいだって言われない?」

あなたは、ちょっとイラッと来る皮肉を言われました。さて、こんなとき、どうするのが一番でしょうか?

 

①「人のこと言えるんですか?」
②「ごめんさない、、、」
③「どういう意味でしょうか?」
④無言のまま、反論しない。

 

 

正解は③だそう。

言った相手は、発言した手前、それをさらに説明しなくてはならなくなります。実際に、何かを分かりやすく説明するというのは、かなり大変なこと。それだけでも、相手の気勢は削がれます。

一番、ダメなのは④無言のまま、反論しない。
言われたほうは「どういう意味だろう、、。まさか、、!?」というように、自分で考えることになり、このように自分で考えて答えを出してしまうと、ハッキリ悪口を言われるより、ずっと心に響いてしまうそう。

わたしは、④のパターンしがちだわ、、💦

自分にとって、言われたくないことを突然言われた時、人はなかなか咄嗟に言い返せないもの。
あとになって「あのとき、ああ言ってれば」とか「なんであんなにひどいこと言われたのだろう」などと、ぐるぐる考えてしまうと、さらにストレスが溜まります。
だから、やり込める必要はなくても、さらっと、後腐れなく言い返す「スキル」が大事なんだな。